オバマ前大統領がプナホウ高校時代に身に着けていたと思われるバスケットボールのユニフォームが競売にかけられている。
このユニフォームは、白い綿とウールの混紡の布の上に青色の23番の背番号が付いたもので、この番号は、後にマイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズが着け有名になった。
この競売を手掛けるヘリテージ・オークションズ社によると、このユニフォームは、オバマ氏が1979年プナホウ高校3年の時に着用したものであるという。 同社は、入札額は10万ドル以上になると予想しているが、7月29日午後の段階では3万ドルである。
オバマ氏は、「バスケットボールは、ホノルルの高校で数少ない黒人学生が友人を作ることができる方法の一つで、父親がほとんど家にいない少年にとっては安らぎの場であった」と述べている。
オバマ氏の高校時代のコーチによると、オバマ氏は「非常に強いチームのメンバーで、他のチームにいたとしても、先発メンバー間違いなしであった。人一倍一生懸命練習した」という。
このジャージは現在、シカゴ郊外のイリノイ州ローズモントで開催されているナショナル・スポーツ・コレクター・コンベンションで展示されている。その後、ニューヨークで展示される。
入札はセントラル・タイムの8月17日の午後10時に終了し、その後「延長入札」になり、それまでに入札に参加した者だけの最終競売となる。
(日刊サン 2019.08.10)