ハワイ島で7店舗を運営するKTAスーパーストアを長年にわたり経営してきたCEOのバリー・タニグチ氏は9月20日、合併症で死去した。享年72歳。 KTAは1916年にコウイチ、タニヨ・タニグチ夫妻がヒロに500平方フィートの食品と乾物を扱う店を創業したのが始まりである。
バリー・タニグチ氏は、3代目として同チェーンを拡大し、地元の教育や食料の自給自足に貢献した地域社会の擁護者として知られている。 ブライアン・シャッツ連邦上院議員は、哀悼の意を表明し、「タニグチ氏は、行動力があり、いかなる難題も知性的に・紳士的に解決できる素晴らしい紳士であった」と偉大なリーダーの死を悼んだ。
タニグチ氏は、奨学金の提供、ヒロのハワイ・コミュニティ・カレッジへの支援、およびUHヒロへの恒久的な教員基金の援助を行っている。 UHのデイビッド・ラスナー学長は、「ハワイのために多くの投資・支援を続けくれたタニグチ氏の指導力、卓越した見識を永遠に感謝したい。惜しい人を失った」と述べた。
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タニグチ氏はヒロで生まれ、UHヒロ校とマノア校で学び経営学の学位を取得し、公認会計士事務所、レンタカー会社、投資会社などで働き、1983年にKTA事業に参画した。 1989年叔父の後任としてCEOに就いた。彼の息子の一人、トビー氏が社長兼COOを務めている。
(日刊サン 2019.10.05)