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9月のオアフ島の住宅市場 一戸建ての販売戸数は増加、コンドは減少

ホノルル不動産業者協会の中古住宅販売のデータによると、9月のオアフ島の一戸建て住宅の中間価格は、2018年9月の81万2500ドルから4.4%減少し77万7千ドルとなり、9月の販売戸数は昨年同月の309戸から12.3%上昇し347戸となった。

 

一方、コンドミニアムについては、中間価格は42万8千ドルから4.0%上昇し44万5千ドルとなり、販売戸数は511戸から8.8%減少し466戸となった。

 

ホノルル不動産業者協会のジェニー・L・ブレイディ会長は、「中間価格が50万ドルから69万9999ドルの中価格帯の一戸建て住宅の販売数が大きく増加したため、中間価格が低下した。1〜9月の一戸建て住宅の販売戸数は、昨年同期比同じレベルで推移しており、中間価格も安定している。

 

一方、コンドミニアムについては、30万ドル~59万9999ドルの中価格帯の販売戸数が少ないため、中間価格が上昇したと考えられる」とコメントした。 中間価格とは、販売された物件を価格の高い順から低い順に並べ、ちょうど中間点にある物件の価格を指す。

 

 

(日刊サン 2019.10.08)