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9万5千人のハワイアン名簿 オンラインに掲載

Bynikkansan

8月 8, 2015

ネイティブハワイアン名簿委員会は、ネイティブハワイアン政府創設のための投票基盤を作るハワイアンを祖先に持つと認可された人95,690名の名簿をオンラインに掲載した。

 

このリストは、今年中にアハ統治もしくはハワイアンが自決権をもち別の選択を考慮するための憲法制定会議の代表者を選ぶときに使用される。ボランティアによって成立している独立機関ナイ・アウプニが、この動きを管理する手助けをする組織として、昨年12月に結成された。

 

今後もリストに名前の登録、連絡先の更新、除名手続きが可能となっている。先週末に掲載された最新リストは、7月10日に登録され、委員会によって祖先の確認がとれたハワイアンの人たちの名前がアルファベット順に載っている。

追加となる名前は、ナイ・アウプヒによって制定される代表者選挙の日までの期間に、名簿委員会によって最終認定リストに追加されることになります。新規の登録は現在進行中で、認定判断は、書類や他の情報を確認して行われています。

 

 

 

参加、登録資格者は、1778年以前にハワイの島に住んでいた先住民の血筋であること。また、「ハワイアン統治権を放棄しない」と断言でき、自分は重要な文化的、社会的、市民的コネクションが、ネイティブ・ハワイアン・コミュニティーにあると宣言できる人となっている。

 

 

委員会が、一般の人たちも目を通すことができるように全てのリストを作成したのは今回が初めて。また、登録者は、自分の名前が掲載されているかオンラインで確認できるようにもなっている。連絡先は公表されていない。

 

ナイ・アウプニは8月、投票プロセス、代表者数の割り当てや代表者候補の申請の仕方などを説明した選挙の知らせを、認定された投票者たちに送る予定。ナイ・アウプニの議会に携わっているボランティアメンバーは、代表者を務めたり、政治的支持者として活動することはしない。

 

先週は他の2つの非営利団体が、先祖の確認がとれていない人も含めた123,160名の予備リストを掲載した。この2団体は1年もの間リストへのアクセスを求めており、裁判所の許可命令により、この予備データを獲得していた。

 

ネイティブハワイアン名簿委員会は、2012年7月にカナイオロヴァル・レジストリー・イニシアチブとして立ち上がり、4万人以上の人が登録した。

人数が増え続けたのは、他のネイティブハワイアンの名前登録を行っていた3団体からの協力があったからである。