指揮者でブルガリア人の父と、ピアニストで日本人の母の元、福島県いわき市で生まれる。9歳で母を病で亡くす。「お母さんの枕元に聖書が置いてあり、父と二人で聖書を読みながら洗礼を受けました」12歳でショパンの生家で演奏。高校から第二の故郷ブルガリアで音楽を学び始めるが、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で危険が迫り帰国。20世紀を代表するブラジルの大作曲家ヴィラ・ロボスに魅了され、ポルトガル語がわからないまま、単身ブラジルサルバドールに飛び、現地の学生に混じって猛勉強。ミラクル合格!2005年、ブラジルバイーア連邦大学音楽院ピアノ科を首席で卒業。コンクールなどで数々の栄養に輝き、ブラジルや日本、ヨーロッパなど国境を越えた演奏活動を開始。
昨年初めてハワイに来て、ハワイ州立美術館(HiSAM)で演奏会を催し、大好評。今年もオファーを受け、再度ハワイへ。HiSAMコンサートに加え、ハワイ最古のカワイアハオ教会では3月11日、故郷福島を慰霊するジュリアさん作曲“青い鳥”を奏でる特別礼拝演奏も行った。「ハワイに一目惚れなんです。気候や海、人の温かさ、おいしいフルーツ、とてもブラジルに似ています。第三の故郷、ブラジルに置いてきた私に再会できたようですごく嬉しかった。今、ハワイに住めるよう、お祈りしながらビザや仕事を調べています。第四の故郷になりそうなハワイで、イエス様の復活を祝うピアノが演奏できて幸せです。感謝して弾かせていただきます!」
主催: ハワイキリスト教会連合 日時: 4月1日(日)2:00pm〜 会場: ホノルルキリスト教会礼拝堂 2207 Oahu Ave マノアハワイ大学そば www.hccjapan.org 問合せ: [email protected] 電話: 808-973-4335 【無料】献金箱を用意させていただきます ジュリアさんは3月29日(10:45〜11:45am)、シニアのサクラハウスでもボランティア演奏をします。 |
(日刊サン 2018.03.28)