最近の連邦報告書によると、2017年のハワイの水産養殖産業は、雇用労働者数が減少したにも拘わらず、2014年のピークに近い売上高を維持している。 米農務省は、養殖魚やその他の水産物の生産者の2017年の売上は7,640万ドルで、2014年の記録以来堅調であると発表した。これは2016年の7,770万ドルから1%増加し、2015年の7,620万ドルを上回った。過去最高額は、2014年の7,820万ドル。 しかし、同業界の従業員数は大幅に変動した。2017年の雇用者数は462人で、2015年の406人からは増加しているが、2016年の500人から減少している。雇用者数は2015年以降のみ集計されている。 上記の統計に含まれていない、主に栄養補助食品に使用されているアルゲー(藻類)の売上高は、2017年3520万ドルで、2016年の3430万ドルから増加している。 甲殻類、モイのようなカレイ目以外の魚、コイのような観賞魚の販売高は、特定企業の売上が分かってしまうので、開示されていない。
(日刊サン 2018.10.27)