昨年2014年、全米各地のチェックポイントで運輸保安局の職員が没収した火器の数は2,212挺という記録破りなものだったが、ハワイの空港はこの中では最も少ないレベルだった。
ハワイの空港で運輸保安局は昨年没収した銃は、わずか2挺だった。どちらも発見されたのはホノルル空港だったと、運輸保安局パブリック・アフェア・マネージャー、ニコ・メレンデス氏はホノルル・スターアドバタイザー紙にEメールで答えている。
しかし、2,212挺の火器というと、全米のどこかの空港で1日に平均6挺が見つかっていたということになる。2013年の1,813挺に比べると22パーセントの増加である。
「没収された銃のうち、83挺は弾が装填されていました」と国土安全保障省は金曜日に発表したニュースリリースで報告している。
また、手荷物からは1,400個の火器部品、レプリカ銃、スタンガン、その他の危険物が発見されていた。
2014年に火器が発見された空港の1位はテキサス州、以下ジョージア州、アリゾナ州、コロラド州となっており、いずれも銃法に関してはリベラルな場所として知られている。
2013年、全米で最も厳しい銃法を持つ上位10州の中で、ハワイ州は6位にランクされていた。また、トップ10の中で、銃による死亡者が最も少ない州でもあった。この法は、銃規制を訴える全米最大の市民団体ブレイディ・キャンペーンによるものである。
ブレイディ・キャンペーンは、2013年、テキサス州とジョージア州、アリゾナ州を「失格」と評価し、コロラド州を「Cランク」と評価していた。
>>ダラス/フォート・ワース空港:120挺
>>ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ空港:109挺
>>フェニックス・スカイ・ハーバー空港:78挺
>>ヒューストン・ジョージ・ブッシュ空港:77挺
>>デンバー空港:70挺