イゲ知事は、道路保守管理と高速道路計画用の年間4千万ドルの資金の確保のため、州のガソリン税、重量税、自動車登録料を引き上げを提案している。 1月21日議会に提出された法案によると、オアフ島ではガソリン税が1ガロン当たり16セントから22セントへ、近隣の島では16セントから21セントへ引き上げられることになる。 また、この提案では、車両登録料の年間45ドルから50ドルへの引き上げ、4千ポンド以下の重さの車両の重量税の1.75%から2%への引き上げも含まれている。これ以上の重さの車両はさらに高い重量税の対象となる。 昨年は、非居住者用のレンタカー使用に1日2ドルの追加料金を課すことが可決された。年間約3千8百万ドルの収入が見込まれている。 上院運輸委員会イノウエ委員長は、ガソリン税の引き上げ案を支持した。一方、上院議院運営委員会のデラ・クルス委員長は、ドライバーの負担増加を懸念し、態度を留保した。 州運輸局の幹部は、「道路システムが十分に維持され安全性が保たれるためには十分な資金が必要である。資金不足は全ての遅れにつながる。道路工事費は上昇しているが、州の収入は横ばいである。また、道路計画は増えているが、予算は現在の道路の保守だけの分しかない」と述べた。
(日刊サン 2019.02.02)