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違法バケーション・レンタルの 取締強化へ

Bynikkansan

8月 3, 2019

市当局は8月1日以降、違法バケーション・レンタルの所有者や運営者に約5千通の書状を送付し、広告を取りやめるか、さもなければ高額な罰金の対象になるという警告を行う予定である。 短期バケレンの宣伝禁止の規則に違反すると、1日1万ドルまでの罰金の対象となる。

 

「私たちは、オアフ島で違法なバケレンを運営している者全員が、それがホスト型か非ホスト型かを問わず、この法律を理解し遵守するように徹底したい。市計画・認可証発行局(DPP)が、バケレンのプラットフォームを調査し、違法レンタルと思われる物件の住所とその運営者を特定し、この書状を送る」とカーク・コールドウェル市長は7月25日、記者会見で述べ、新法への注意を喚起した。

 

19-18号条例は、市議会が9-0の全会一致で可決し、6月にコールドウェル市長が署名した広範囲にわたる複数のバケレン規制法だが、認可されていない短期レンタルの広告を禁止している。

 

バケーション・レンタルは、市の定義によると、30日以内賃貸またはリースされる住宅を指す。ゾーニングがリゾート地の場合、あるいは当該物件が1989年以前に認可された770件の一つである場合、を除き、全てのバケレンは違法である。

 

新規の認可は、1989年以降なされていなかったが、2020年10月から、最大1,699件の「ベッド・アンド・ブレックファースト」と物件所有者が当該物件に同居する「ホスト型」バケーション・レンタルが認可される予定である。この条例では、一件の家を丸ごとレンタルするトランジエント・バケーション・ユニット(TVU)は認可されていない。

 

違法なオペレーターには、違反通知が送付され、7日以内に広告を削除することが求められる。それを無視した場合、最初の違反に対しては1千ドル〜1万ドルの罰金、その後の違反に対しては、違反した日数に1千ドル〜1万ドルを掛けた罰金が科せられる。

 

バケーション・レンタル事業者とその支持者、ExpediaとAirbnbを含む大手オンライン・ホスティング・プラットフォーム運営者は、同条例に強く反対し、同条例は彼らの事業の大部分を消滅させ、観光業界全体に害を及ぼすであろう、と警告した。

 

大手ホテルやホテル労働者を代表する組合「ユナイト・ヒア・ローカル5」を含む違法レンタルに反対する人々は、違法レンタルは、近隣社会に悪影響を与え、長く施行されてきたゾーニング法に違反し、アフォーダブル住宅用の住居を奪い、伝統的なホテル宿泊施設から顧客を奪っている、と非難している。

 

同条例の詳細については、下記のDPPのバケーション・レンタルのサイトまで。honolulu.gov / dppstr