オアフ島の貸店舗空室率は、第2四半期の終わりで3.8%まで下がり、4年以上の間で過去最低となったと、コリアーズ・インターナショナルが発表した。
空室率は、前四半期の4.4%から低下した。
コリアーズは、この低下をもたらしたのは、今年初めから36,000平方フィート以上のスペースを埋めた、ワイキキ・リゾート・センターの貸店舗契約を大きな改善の要因としている。
ワイキキ・ショッピング・プラザ内で、以前ラブ・カルチャーがあった23,000平方フィートのスペースをリース契約したことが、今回の空室率を低下させた大きな変化であると報告した。
ワイキキ横丁が、17レストランと小売店を含んだ高級志向な和風フードコートを2016年夏の終わりにオープンする予定である。
雇用の増加、住宅価格、工事や観光客が「消費者の消費金額と小売拡大計画を援助している」と、コリアーズは言う。2014年の小売売上高は270億ドル となり、前年より2.6%増加した。
オアフ島の店舗賃貸料金は、1年前の1ヶ月1平方フィートにつき$3.45から、$3.77に値上がった。
推定270万平方フィートのショッピングセンターの建設計画が現在施行中であり、2015年の第3四半期から2016年の終わりにかけてオープンする予定である。
「主要な小売店スペースの繰延需要がある間は、この短期間で全てを埋めるには、大量の空きスペースがでることになるでしょう」と述べた。
結果として、コリアーズは、空室率は上昇すると予測している。現在進行中の大型プロジェクトは、アラモアナセンターのブルーミングデールズ、ワイキキのインターナショナル・マーケットプレイス再開発、リーワードオアフのリブ・ワーク・プレイ・アイエア、カポレイ・コモンズの拡張とデバートロ・ディベロップメントによるカ・マカナ・アリィがある。