先週木曜日、ナナクリのトラックスビーチで、ぞっとするような光景をサーファーのグループが発見をした。それはバラバラに切断された緑ウミガメであった。
「僕が、あのビーチにある塊はなんだ?岩みたいだけど。いや待てよ、あれ岩じゃないよ。甲羅のないし亀に見えないけど、ズタズタにされた亀 だ、って言ったんです」とリチャード・キャンベルさんは語った。
初めは衝撃を受けたが、サーファーのエリック・ナカフマさんはその亀の写真を撮った。 「誰かが甲羅を剥がしていました。刃物でギザギザに切断されて、そこに死んだまま放置されていました。」とナカフムさんは話した。縄はヒレの周りを縛り付けていた。
「この種の動物にこんなことするべきじゃありません」とギルバート・ジョロリノさんは話した。 「特に、絶滅の危機があるわけですから。まだ子亀でした。とても悲しいことです」
彼らは、その亀に敬意を払うために、その場で砂に埋めたと話す。
しかし、彼らが善意をもってやったことだが、米国海洋大気圏局は、最初に局に電話で
報告することが正しいステップだと話す。
座礁したウミガメコーディネーターのシャンデル・ブランソンは、「時にウミガメを埋葬する方々がいるのを発見します。しかし、匿名でも構いませ んので、我々に電話をもらえるとありがたいです。それが、研究の手助けとなりますので」と語った。
緑ウミガメは、生死に関わらず合法的に保護されている。毎年ハワイ州全土絶滅危惧種に関する電話が約300件あるという。正確な場所、動物のサイズ、生死の状態などの情報提供が求められる。
こうした報告をもとに、ウミガメの死亡原因をつきとめる手助けとなる。「死骸を発見したら、その死骸から知り得ることもある」とブルンソン氏は 語った。