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第45回JALホノルルマラソン、男女とも大会新記録の好レース

Bynikkansan

12月 18, 2017

 ハワイ最大のランイベント、「ホノルルマラソン」が10日に開催され、日本人約1万4千145人を含む約3万1千235人(10kmラン&ウォークを含む)が参加し、1万人のボランティアに支えられて行われた。男子はローレンス・チェロノが2時間8分27秒の大会新記録。全アメリカで行われるマラソン大会の中でも最速の記録を更新した。女子はブリジット・コスゲイが2位に5分もの差をつける、2時間22分15秒の大会新記録で2連覇を果たした(ともにケニア)。

 日本勢の最高は男子が谷本啓剛(ウェリントン・スコティシュ)の7位で2時間29分7秒、女子は吉冨博子(メモリード)の5位で2時間40分13秒。

 車いすの男子は副島正純が1時間39分24秒で、5年連続11度目、女子は土田和歌子が1時間49分33秒で、2年連続11度目の優勝という、男女ともに偉業を達成した。

 フィギュアスケート元世界選手権女王の浅田真央さんは、初マラソンを4時間34分13秒で完走した。目標の4時間30分にはわずかに及ばなかったが「とりあえず完走できて、ほっとしている。80点の出来です」と笑顔を見せた。

(取材・文 奥山夏実)