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白木屋 アラモアナセンターに3,500万ドルをかけ日本の屋台村を建設

Bynikkansan

8月 29, 2015

 

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白木屋ホールディングス社は19日水曜日、アラモアナセンターの新拡張改装エリア「 エヴァウイング」1階に、3,500万ドル(約44億円)を費やし、日本屋台村を建設すると発表した。

55,241平方フィートのスペースを使うこのプロジェクトは、来年6月1日にオープン予定であり古き良き京都をしのばせる伝統的日本の古都をモデルとしており、約60店が出店する。

 

「私どものミッションは、様々な日本の食べ物や伝統文化、おもてなしの精神をハワイから世界へと紹介することです」と、白木屋ホールディングス社プロジェクトコーディネーターの森大輔氏は述べた。

 

白木屋のこの新プロジェクト「ジャパンヴィレッジウォーク」は、4つのメインテーマからなっている。

 

■フードコートとビアーガーデン「屋台村」

800席のこの屋台村では、多様な日本食、お弁当やおかず、たこやき、焼き鳥、ラーメン、そば、すき焼き、寿司などを提供。加えて、ビールカウンターを5カ所設置。このエリアは、日本の主要なデパートの地下(いわゆるデパ地下)にある人気のフードコートをモデルにして作られる。

 

■お買い物横丁「日本小町」

昔の京都の小路をイメージした通路に、日本各地の伝統工芸品や民芸品が並ぶ。

 

■フェスティバル・イベント会場「お祭り広場」

金魚すくいやヨーヨー釣り、綿あめに飴細工など楽しいゲームや催しが行われる。

 

■守護神の祭壇

日本の十二支 を象った、守護神像がスピリチュアルな祭壇に祀られる。

 

アラモアナは、およそ5,700万ドル(約72億円)をかけてモール端、エヴァ側の拡張改装工事をしており、11月12日オープン予定である。

 

元「シアーズ」があったスペースを65万平方フィートに拡大し、3階建ての店舗スペースが追加され、そこにはハワイ初上陸の「ブルーミングデールズ」やその他大型店舗、レストランが出店。同時に20万平方フィートのスペースには小型店舗が入る予定。40から60の新店舗が11月にオープンする。

 

「 我々は、既存のモールに隣接した新たなモールを現在建設しています」とアラモアナの開発シニアディレクター、フランシスコ・グティエレス氏。「これは非常に大きなプロジェクトです。基本的にはウィンドワードモールよりも大きなものでしょう」と述べた。ウィンドワードモールは、51万5千平方フィートの広さである。

「ノードストローム」は、85万ドル(約1億円)をかけ、18万5千平方フィートのスペースに来年3月移転オープンする。同時に、アラモアナセンターのオリジナルテナントでもあるフードランド・スーパーマーケットも復活し、「フードランドファームス」として来年7月にオープンする。

 

更に、ハワイ初上陸の「ザラ」、「マグノリアベーカリー」や「テッド・ベーカー・ロンドン」などの小売店25店舗が新エヴァウイングにオープンする予定で、2つの中庭や噴水、エンターテイメント用のステージも設けられる。