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海軍所属の男性、口論の後に行方不明

Bynikkansan

7月 14, 2018

Glynnis Jones / Shutterstock.com

 

カネオヘ・ベイに駐屯している海軍病院の衛生兵が1日午前から姿を消している。最後に目撃されたのは、ワイキキにあるケリー・オニールズ・バーで他の海軍兵と口論している姿だと海軍と家族が公表した。

 

行方不明になったのは、ハワイ基地第3海軍第1部隊のシーマン・ショーン・パルマーさん。クレジットカードが使われた形跡はないと話す。 また、事件当日午前4時30分のLyftの予約をキャンセルした記録が残っていた。3日には彼の携帯電話から両親へ「生きています。愛しているよ」とメッセージが届いたが未だに居場所は不明。海軍の広報担当エリック・エイブラムス大佐は「不明な点が多く、彼が失踪する理由は見当たりません。私達にも今明らかになっている以上の情報がありません」と話す。大佐によると、最後にパルマーさんと一緒にいた隊員は口論の後に身柄を拘束されたが、目立った被害の報告もなかったため現在は釈放されているという。パルマーさんの任務は地元住民とも関わる内容で、環太平洋合同演習に参加する予定はなかった。ホノルル警察に捜索願を届け出ており、軍当局も捜索に当たっているという。パルマーさんが最後に目撃されたバーのマネージャーによると、諍いが起きたのは閉店間近の午前4時ごろ。その後パルマーさんを探す海軍の上官が店に訪れたと話す。「海軍犯罪捜査局(NCIS)の要求に応じ、監視ビデオを確認しましたが当時の店内は大変込み合っていて特に何も映っていませんでした。NCISも何も情報は得られなかったようでした」とマネージャーは語った。

 

(日刊サン 2018.07.14)