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海へ流れ落ちる溶岩 米国地質調査所が観光客に注意喚起

Bynikkansan

8月 6, 2016

キラウエア・プウ・オォのクレーターから流れ出ている溶岩が、崖から溢れだして海へと流れ落ちており、多くの観光客たちがこの迫力ある景色を見ようと押し寄せている。

 

しかし、米国地質調査所は、観光客の安全を脅かす危険性があることを強く注意している。 同調査所は「今回の溶岩の動きは、溶岩と水が交わることで爆発するかのように溶岩の破片が飛んでくることがある。溶岩などから発する酸性の煙は、肌や目、肺などに不快感を与える火山粒子が含まれている」と話している。

 

新たに形成された土地は、いまだ固まっていない溶岩でできているので波で簡単に侵食される不安定な状態にある。2005年には、44エーカーの溶岩ベンチが崩壊し海に落ちており、2008年には大きな溶岩の塊が海に落ちて巨大爆発を引き起こしている。

 

5月24日に始まった今回の溶岩流はプアラマ・パリを流れ、26日火曜日朝から海へと流れ落ちているが、海の中へ流れ出たのは2013年以来初めてのことになる。