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沿岸警備隊の保安カッター コカイン密輸を摘発

Bynikkansan

8月 24, 2019

8月16日ホノルル港に着任した沿岸警備隊の新しい保安カッターの「ミジェット」号(長さ418フィート:建造費用6億7千万ドル)は、正式任務着任前に、2度目のコカイン密輸を摘発した。

 

ミジェット号は7月31日、太平洋東部で不審船を停止させ、4千600ポンド以上のコカインを押収した。同船は7月25日にも、不審船から2千100ポンド以上のコカインを押収している。押収された合計6千700ポンド以上のコカインの末端価格は8千9百万ドル以上になると推定される。 沿岸警備隊太平洋地域本部は、「麻薬カルテルは大量の密輸品を運搬するため、発見されないように低く設計された高速船を利用している。北米に密輸されるすべての違法麻薬のほぼ80%は、国際麻薬カルテルによって太平洋東部を経由して持ち込まれる」とコメントした。

 

ミジェット号の司令官アラン・マッケイブ艦長は、「ミジェット号は、現場において、他のどのカッターよりも、長距離を、より速く、多くの人・モノを運ぶことができる」と述べた。 ミジェット号は8月24日、ホノルル港に着岸し、昨年12月に着任した姉妹船の「キンボール号」とともに任務に就く予定。 ミジェット号が正式作戦に就くのは8月24日の着任のさらに18か月後になる予定。

 

 

(日刊サン 2019.08.24)