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模様替えでリフレッシュ

Bynikkansan

3月 10, 2016

季節は春。ハワイも雨季から乾季へ季節が移り変わる時期です。こんな季節の変わり目にお部屋の模様替えをしてリフレッシュしませんか?ちょっとしたコツをおさえれば部屋が広々として、毎日の生活が新鮮になりますよ!

 

•••••••••• 模様替えの3つのステップ ••••••••••

①部屋のコンセプトを決める

模様替えをする時に、最初に決めることは“どんな雰囲気の部屋にしたいか”ということ。イメージを決め、それに合わせて統一感を出すことが大切です。アジアンテイスト、北欧テイスト、パリ風、カフェスタイル、コンテンポラリーなどの他、清潔感のある部屋など、自分にとって「こんな空間にしたい!」というコンセプトを決めましょう。

 

②部屋を広く見せるポイントを知る

コンセプトが決まったら、いよいよ家具を移動します。今ある家具を生かしながら、買い足したり、買い替えるのもよいでしょう。そんな時、思うままに好みの家具を選ぶのはNG。部屋を広く見せるコツを押さえてから選びましょう。家具の配置、置き方も重要です。

 

【ポイント1】低い家具でそろえる

目線より高いものを置くと、圧迫感があり、空間が狭く感じます。同じ収容量であっても高さの低い方を選んだり、テーブルやソファもなるべく低いタイプにすると、天井との間に空間ができ、視線が抜けて実際よりも広い印象になります。やむを得ず高さのある家具を置く場合は、部屋の隅や壁ぎわ、ドア付近に置くようにしましょう。

【ポイント2】床や壁を多く見せる

部屋の床や壁の露出面積が多いほど部屋は広く見えます。そのためには、壁にそわせて家具をびっしり並べて置かない、床や棚の上に物を置かない、床の敷物をやめる、ベッドやソファを脚付タイプにするなど、ちょっとしたポイントで、床が見える面積が増えるので空間が広がり、広々とした部屋を演出できます。

【ポイント3】家具を置きすぎない

部屋の広さに対して、家具の占有率の目安は3分の1。日本の家で考えると、6畳間の場合、家具は2畳分ということになります。家具の数が多くなると部屋がごちゃごちゃして狭く感じ、反対に家具が少なすぎると殺風景で居心地のよくない空間になってしまいます。

【ポイント4】家具の黄金配置を守る

家具や家電の配置の基本は水平ライン。低い家具のとなりに高い家具を置くとデコボコになって部屋を狭く見せてしまいます。なるべく低い家具で高さを統一させましょう。また、奥行きの違う家具の場合は、一番奥行のある家具に前面をそろえて並べます。さらに、家具を配置した後の空きスペースが正方形になるようにするのがポイント。細長くスペースが空くよりも部屋にゆとりを感じることができます。また、ソファはドア近くに置くと部屋が狭く感じるので、ドアから1番遠いところに配置するのが鉄則!

 

【ポイント5】大きい家具から配置を決める

配置をする順番は、まずは大型家具から。ベッドやソファなど大きな家具をどこに置くかを決め、残りのスペースに他の家具を配置すれば、スムーズにレイアウトを決めることができます。その際、これまで使っていた家具をすべて置こうとせず、部屋に必要な家具だけを置くという心構えが必要です。

 

③暮らしやすさを考える

理想の部屋にするために欠かせないことは、快適な生活ができるということ。見た目がよいだけでなく、毎日の生活がスムーズに、使い勝手のよい部屋にすることが大切なポイントです。そのために必要なことは、“動線”を意識すること。部屋の中での動き、移動を考慮します。

 

【ポイント1】人の移動をスムーズにする

最短距離で目的の場所までスムーズに移動できるかを考えてレイアウトを決めます。日々の生活の中で、家具と家具の間を右や左に行き来しながら進むのでは、ストレスになったり、家具にぶつかって危険を伴うことも。自分の動線を確保できるように家具を配置しましょう。

 

 

 

【ポイント2】動線に合ったレイアウトにする

例えば外から帰ってきた時、まずは鍵を置き、バッグを置き、着替えをする、というように毎日の行動パターンを思い浮かべます。鍵やバッグを置く場所、着替える場所がそれぞれ離れていると部屋の中をあちこちと動き回らなくてはなりません。このように、帰宅時や出かける時などの決まった動線に合わせた場所に、必要な家具を置くことで、効率よく快適に暮らせるようになります。