12月30日に3人を乗せてモロカイを出発した後レーダーから消えたセスナは、連邦当局の報告書によると、海へ墜落し乗員は死亡したと推定された。 この事故について1次報告書が今月前半に全国交通安全委員会のウェブサイトで公開された。
セスナ172M機に乗っていたのはパイロットのマイケル・チャイルダースさん、乗客のホイットニー・トーマスさん、ジョン・ミズノさんだった。チャイルダースさんとトーマスさんは交際中で、ミズノさんは友人だったとトーマスさんの友人が話している。
3人は20代でオアフ出身。 衝突の瞬間、まばらな雲が地上900フィートの低い位置に広がっており、1600フィート上空からは曇で覆われていた。風速はおよそ時速14マイルで、時速21マイルの突風が計測されていた。 報告書によると、飛行計画書は提出されており、提出時の視覚による気象条件は満たしていた。視界6マイルを確保していた。
セスナはカウナカカイにあるモロカイ空港からホノルル空港を目指し午後6時43分に離陸し、6分以内にレーダーから消えたと報告書に記載されている。 予備レーダーのデータは、パイロットがモロカイ空港を出てすぐに西へ高度を上昇させている事を示している。最高高度の約2525フィートに到達した数秒後の午後6時48分には機体は右に旋回し下降し始めた。
31秒後の6時49分9秒、モロカイ空港の北西約8マイルの海上でレーダーの記録は途絶えている。 機体が行方不明だと報告された後すぐに捜索が開始されたが、残骸の痕跡も見られず当局は3日後の1月2日に捜索活動を一時中止した。機体の位置は未だに不明で、緊急信号発信装置の信号も受信されていないと報告されている。
ホイットニー・トーマスさんの家族は捜索を続行するための資金をgofundme.comのウェブサイトで集めている。現在までサイトには$37,600が集まった。 ウェブサイトでは「3人は明かりを灯すだけではなく、私達の人生を輝かせる人達です。
私達は彼らを家に帰してあげなければなりません」と書かれており、到達が難しいエリアをドローンで探したいと望んでいる。 トーマスさんの友人によると、トーマスさんとチャイルダースさんはカネオヘのハレイワ・ジョーズでウェイターとして働いていた。
チャイルダースさんは昨年パイロットの免許を取り商業パイロットになる事を望んでいた。行方不明になってしまった日は、3人の友人同士でモロカイを1日観光していた。
gofundme.com/search-fund-michael-whitney-johnで寄付を受け付けている。