日本政府は、秋篠宮文仁親王と紀子妃殿下が6月にオアフ島を初訪問すると発表した。ホノルル日本国総領事館の副領事シノザワ・タカユキ氏は、明仁天皇の第二皇男子である親王と妃殿下が6月4日から8日まで、日本と他国の関係構築を目的に来訪すると述べた。オアフ島のみの訪問で、他島へは移動しない予定。「閣僚からの承認が降りました。私達一同は大変喜んでおります」と加えた。この知らせは日本人のハワイ移住が開始してから150年を記念しハワイ日本文化センター(JCCH)で開催される式典の報道会見に続いて、14日午後に発表された。さらに6月には海外日系人協会が定例コンベンションを6日に開催。初めてハワイに渡った日本人は『元年者』と呼ばれるが『元年者150周年記念式・シンポジウム』が7日にシェラトン・ワイキキ・ホテルで予定されている。明仁天皇は昨年12月に、2019年4月30日で皇位を降りると発表。皇位は皇太子徳仁親王が継承し、52歳の文仁親王が現皇太子と同等の地位を引き継ぐ見込み。
(日刊サン 2018.05.26)