オアフ島の住宅建設業界の約100人が、ホノルル・ハレ前で集会を開き、戸建住宅の建設・改築認可証発行の迅速化を訴え、申請後60日以内に認可証の発行を義務付ける法案を市議会が可決するように要求した。 市企画・認可証発行局(DPP)は「住宅建設認可証」を発行するのに9〜12カ月を要しており、住宅所有者と建設業者にとって「危機的な状況」にあると、ハワイ建築業協会(BIA)は、警告している。
建設認可証発行の遅延は、労働力不足の状況の中、ホノルル市にとって10年以上にわたって大きな問題であり、ホノルル市は改善を試みていたがうまく行かなかった。ホームワークス建設のオーナー社長のヒコックス氏は、「2年間DPPと協力して認可証発行の迅速化を図ったがうまく行かず、この集会を開かざるを得なかった。必要があれば、再度集会を開く」と述べた。 コールドウェル市長は、この集会に立ち寄り同グループに共感の意を表し、認可証発行の迅速化に努力すると述べた。 認可証発行を迅速化する法案を起案したマーティン市議会議長も、集会参加者にメッセージを送り、同法案の可決を保証した。
(日刊サン 2018.10.27)