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市2020年度予算案:市庁舎分局の移転など

Bynikkansan

3月 23, 2019

市土地管理局長のサンドラ・ファンド氏は3月13日、市議会予算委員会で、フォートストリートモール地下の市庁舎分局を2ブロック離れたチャイナタウンゲートウェイプラザの1階に7月1日に移転する予定であると説明した。フォートストリートモールのビジネス改善地区は、市庁舎分局が撤退した後に、旧市庁舎分局があった場所に移転する予定である。

市は昨年10月、連邦住宅都市開発局(HUD)から、「ヌウアヌ、ホテル、ビーセルの各通りにある長期間空き家となっている商業用スペースを活用するように、さもなければこれらのビルの建設に使用された地域開発総合補助金の79億ドルを没収することになる」と警告された。

同地区を地盤とする市会議員のキャロル・フクナガ氏は、市はダウンタウンーチャイナタウン地区に十分に活用していない不動産を多く所有していると指摘したが、ファンド氏は、ダウンタウンでオフィス・スペースのテナントを見つけるのは困難であると語った。

公園・レクリエーション局(P&R)のミシェル・ネコタ局長はまた3月13日、市に移管されるカカアコ下部地区の公園と道路を管理するために24名の増員を予算化したと述べた。この24名の職員が、この41エーカーの敷地を、朝、午後、夕方に巡回することになる。

ネコタ氏はまた同委員会で、アラ・モアナ地域公園の砂の補充に1千万ドル、ココ・クレーター・トレイルの修理・改修・交換の是非のコンサルタンティングに100万ドルを割り当てていると語った。

P&Rはまた、2035年までにオアフ島の木陰を35%増加させるために、2025年までに10万本の木を植える計画だが、そのための林務官1名と苗床作業員3名の雇用を計画している。

企業サービス局は、ブレイズデル・センターの改良工事のために民間企業と提携する計画である。10月に入札案内が発表され、業者決定は2020年6月1日の予定である。

2020年度予算(2019年7月1日よりの会計年度)案では、ブレイズデルの再開発のための2,430万ドルが計上されている。

 

(日刊サン 2019.03.23)