日刊サンWEB

過去記事サイト

州民の学費過去10年間で137%高騰 ハワイ大学

Bynikkansan

4月 2, 2016

全米のカレッジで授業料を値上げする学校がさらに増えていることが確認され、ハワイ大学マノア校が、過去10年間で136.93%と、全米一急騰したことが、最近のレポートで明らかになった。

 

インフレーション調整後の2015年、調査では、ハワイ大学での2004年のハワイ州民の学費は4,487ドルであったのが2014年では、10,631ドルと高騰している。 しかし、この急騰ぶりでも、ハワイ大学の州民の学費は、「比較的安価である」という。調査団は、ハワイ州外の生徒の授業料29,412ドルは「高額」であると記している。

 

ハワイ州データブックによると、ハワイ大学マノア校の2004年度ハワイ州民の授業料は、1セメスター1,704ドルであった。ハワイ大学によると、2015年〜2016年度の1セメスターの授業料は、5,172ドルである。インフレーションに合わせて授業料を値上げした場合、現在の学年度の授業料は、2,134ドルのはずである。 ハワイ大学が授業料最大値上げをしている間、ウィリアム&メリー大学が、2014年度全米州内大学で授業料が一番高い17,674ドルを記録した。

 

今回の研究では、少なくとも5,000人の学部生がいる大学のみが対象となっている。この10年の間で、そのリストにあがった25校のうち、16校が授業料が倍に上がり続けている。 さらには、非営利団体カレッジ代表団の最近調査によると、公立校は私立校の6倍値上げしていることがわかった。 ハワイの4年生の公立高校での授業料は、過去5年間で44%上がっている。これは全米で8番目に高い州であることを示す。

 

しかし、ハワイは他のほとんどの州より、公立学校で高等教育になるほどさらにお金がかかる。2012年—2013年度は、各大学生が12,335ドル費やし、全米で3番目に高額であったと、調査結果がでた。