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ホノルル市の中間月収は全米で比較して高い数字を誇っているが、生活コストを考慮して分析すると、その様相は180度変わってしまう。
求人情報サイト『Indeed』が発表したランキングによると、生活コストを加味した平均月収を都市別に比較したランキングで、ホノルル市が最も実質的な中間月収が低い都市となった。ホノルル市の平均月収は7万4533ドルだが、生活コストを考慮に入れた算出後には5万9822ドルまで減少する。
ホノルル市に次いで実質的な平均月収の低い都市となったのはアリゾナ州ツーソンで6万7554ドル。フロリダ州マイアミが6万9170ドルでワースト3位となった。
ランキング結果に添えられたコメントには「可哀そうなホノルル市。全米で最も高い生活コストに見合う程には平均月収が最高水準に達していない」と記されていた。
一方、実質的な平均月収が最も高い都市となったのは、アラバマ州バーミンガムで8万6196ドル。ミズーリ州のジャクソン、カリフォルニア州フレズノが続き、トップ3を飾った。
(日刊サン 2017. 10. 14)