国際宇宙ステーションは11月14日から数日間、ハワイの空にその壮観を現した。
11月15日の早朝、宇宙ステーションは午前5時40分過ぎに北西方向から現れ、空の中心を横切り、その途中、明るいカペラとふたご座の右側を通過した。満月を過ぎたばかりの月は、ふたご座の下部付近とオリオン座の上に位置し、宇宙ステーションは南東の地平線に向かって下降し、午前5時45分頃に消えた。
11月17日には、宇宙ステーションは午後7時過ぎ南西の空に現れ、西にある土星、木星、金星のそばを通過。空の頂上に向かい、ペガサスの大四辺形を通過し、午後7時4分過ぎに消えた。11月18日には、午後6時12分南南西に現れ、左方向に向かい、午後6時18分頃に北東に消えた。
11月20日には、午後6時12分に南西の金星のすぐ下から現れ、明るいベガの下を通過し、右に移動し、午後6時18分頃に北東に沈んだ。 太陽に照らされた宇宙ステーションは、夜明け前と日没後の暗い空の中で見ることができる。
(日刊サン 2019.11.23)