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再びハワイがアメリカで最も失業率が低い州に

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 ハワイの11月の失業率は季節調整後の数値で2%となり、州の歴史上最低の失業率を2カ月連続で記録。10月に続き合衆国内で最も低い失業率の州となった。

 2位となったのはノース・ダコタの2.6%で、ネブラスカとニュー・ハンプシャーが2.7%、コロラド、アイダホ、アイオワ、バーモントが2.9%と続いた。

 最も失業率が高かったのはアラスカ州で7.2%。11月の合衆国全体の平均失業率4.1%となり、合計17州の失業率が平均よりも低かった。

 ハワイの10月の失業率は2.2%で2006年以来のアメリカで最も失業率低い州になったが、11月はさらに0.2%低下した。近年ハワイの失業率のピークを迎えたのは2009年の不況の年で、7.3%だった。それ以降は着実に低下を続け2016年9月を最後に3%を超えていない。

 

(日刊サン 2018. 1. 6)