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兵士がダウンタウン、 ワイキキでテロを計画

Bynikkansan

9月 8, 2018

イスラム国(ISIS)とそのテロ活動を支援したとして25年の刑を宣告されたイカイカ・エリック・カン曹長は、昨年の7月にホノルルのダウンタウンとワイキキで大量虐殺を計画していた。「この現役兵士は、昨年7月8日オアフ島の自宅でISISとその指導者に忠誠を誓いISISの旗にキスし、ダウンタウンとワイキキで大量殺戮を行う計画を立てていた。しかし、FBIによって逮捕された」と連邦検察官のプライス氏は述べた。ワイマナロで生まれ2001年にカイザー高校を卒業した35歳のカン容疑者が容疑を認めたため、検察は諜報活動取締法等の違反などで同容疑者を告訴しない。

 

2016年8月からFBIは同容疑者を監視・調査していた。同容疑者は昨年6月・7月に自宅でISメンバーを装う数人のFBIのおとり捜査員と数回会合を持ち、「機密性の高い、非公開の軍事関係書類」をFBI捜査官に手渡した。2014年にイスラム教の研究を始め、2016年9月「大規模集会で殺戮を実行するのは、白人、邪悪な非イスラム教徒に対する憎しみの為である」と述べていた。同容疑者は、8月29日の連邦裁判所で4件の罪状を認め、25年の刑を宣告され12月10日米国地方裁判所で再審理が行われる。同容疑者の弁護人は「有罪を認めなかったら、終身刑と25万ドルの罰金を言い渡されていただろう」と語った。

 

(日刊サン 2018.09.08)