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全米優秀学生ボランティア賞 ハワイ代表が発表

Bynikkansan

2月 25, 2017

2017年のプルデンシャル・スピリット・オブ・コミュニティ賞の青年ボランティア ハワイ代表に、ホノルル在住のシエラ・ナカムラさん(18歳)と、エヴァ・ビーチ在住のエマ・タンダラさん(14歳)が選ばれた。この賞はアメリカ国内で特に功績を上げた青少年ボランティアを表彰するプログラム。

 

ハワイ代表に選ばれた2人は各々1000ドルずつの賞金と銀のメダルが授与され、5月早々にワシントンD.C.で開催される表彰式には渡航費の全てが主催者負担の上で招待される。4日間に渡る表彰式には各州とD.C.から2人ずつ代表者が集結。その中から2017年アメリカ最優秀ボランティア10名が選出される。

 

ナカムラさんはイオラニ高校の3年生。歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロスの寄付を集めて太平洋アジアの発展途上国に住む貧しい家庭に送る『海を越えてスマイルを広げよう』キャンペーンを行った。 タンダラさんは、エヴァ・マカイ中学校の2年生で、校内の空き瓶、空き缶、紙製品と古着Tシャツのリサイクルを先導する活動を行った。

 

他にも2人のハワイの学生が地域活動を称えられ、銅のメダルが贈られた。 ホノルル在住のリサ・カムさん(17歳)はメリーノール高校の3年生で、『家族で学ぶ文化学習会(略称FOCUS)』を創設。中国系の先祖を持つ10代の子ども達と両親が集まって、その系譜をたどるワークショップを開催した。 ホノルル在住のエヴァン・リウさん(16歳)はプナホウ高校2年生で多様なボランティア経験を重ねている。

 

クアキニ・メディカルセンターでは患者に付き添い、インターナショナル・ホスピタリティ・センターでは教師のアシスタントと通訳をしている。さらに口唇口蓋裂の子ども達への外科手術代を集める スマイル・トレインの募金活動に参加し、友達と協力して1000ドルを集めた。