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故郷から4000マイル離れたインディアナポリスで、ミリラニ高校のトロージャン・マーチングバンドが快挙を成し遂げた。
インディアナ州ルーカス・オイル・スタジアムで開催された今年のバンズ・オブ・アメリカ・チャンピオンシップには、全米から選ばれた高校マーチングバンド100チームが招待された。ハワイから出場したのは、ミリラニ高校とマウイ高校の2校のバンド。今年の大会のテーマは「運命の赤い糸」で、出場チームは各々個性豊かなユニフォームに身を包み、印象的なフォーメーション、音楽、ダンス、カラーガードを組み合わせた10分間のパフォーマンスを披露した。1回目のパフォーマンスが終わった時点でミリラニ高校は37位につけ、11日に行われた準決勝に進出。4日間に渡る競技が終了し、最終的に同チームは全米の優秀チームが集まる中29位という功績に輝いた。さらにその「誇り、精神、熱意、友情、マーチングバンド活動を目的とした団結」を称えられ、アル・カストロノボ・エスプリ・ド・コープス賞を受賞した。この賞はスコア基準ではなく団結心を始めとするチームの栄誉を称えて贈られる。
ミリラニ高校チームは総勢160人のメンバーで結成されており、指揮者でリーダーでもあるドラムメジャーはジゼル・ロサリオさん。監督はデレク・カアパナ氏が務めた。
(日刊サン 2017. 11. 18)