最新の調査の結果で、ハワイが全米で最も人種差別のない州であることがわかった。 個人の財務と信用調査サイトのウォレット・ハブが、最も人種的な進歩を遂げた州を見極める調査を行い、年平均所得格差の中央値や貧困率、ビジネス所有率の格差、全国共通テストの点数、格差を含む複数のカテゴリーにおいてハワイが最も良い結果であることが判明した。
ウォレット・ハブが調査に踏み切った理由は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デイへのアプローチだけではなく、全米の有権者の45パーセント以上がドナルド・トランプ氏の大統領就任が人種問題を悪化させると予想しているからだ。 この調査では黒人と白人間の格差を全50州とワシントンD.C.において、16の異なる指標で比較した。
ウォレット・ハブは、この調査が公民権運動を反映したマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの祝日と、ブラック・ライブス・マター運動を踏まえて、黒人と白人間だけの違いを調べたものだと話している。 1位のハワイに次いで良い結果を残したのはアイダホ州だった。一方最下位はワシントンD.C.であった。