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免許更新の長い待ち時間の原因、 無断キャンセル

Bynikkansan

9月 22, 2018

オアフ島での運転免許証の更新時間が長い理由の一つが、無断キャンセルである。 予約している人の25%〜30%(月3,250〜3,900人)が現れない、と市議会の公園・コミュニティー・顧客サービス委員会のカジワラ委員長は語った。「予定を取っているのに、現れない。予約の無断キャンセルはコストがかかる」この予防に、クレジットカードで6ドルの予約金を支払うようにすることを検討しているとも語った。同氏によると、4月に導入された予約制度(現在、更新手続きの半分は予約)では、最大月13,000人が免許更新の予約を入れることが出来るが、依然と需要を満たしていない。 複数の予約を入れ、最も適した予約時間だけを選び他の予約をキャンセルしない人や、1カ月先の予約を入れたにもかかわらず、早い段階で予約なしでの手続きを行い、先の予約をそのままにする人もいる。

 

窓口の職員は、呼出して2分間待ち、現れなければ再度呼出し2分間待ち、現れない場合次の申請者に移るという手順を守っている。ある土曜日には、109件の無断キャンセルがあり、それは最大11時間のロスに繋がった可能性があるとのこと。待ち時間が長いとの苦情を受けた市議会は、2つの決議案を採択し市長に問題緩和のための対策を立てるよう促した。市議会のオザワ議員によると、ハワイ・カイ支所には朝4時45分に免許更新手続きの列ができる。多くは2年ごとに更新しなければならない72歳以上であり、それは「非常にストレスのたまるもの」である。2010年施行の州法により、大部分の運転免許証の有効期限は8年から6年になり、その結果2018年夏の免許更新の数は、2017年の月2,000から月12,000に増加した。市は土曜日に免許更新センターを開けたり、免許以外のサービスをオンラインで利用できるようにするなど、状況改善に努力している。市の問題解決の施策の詳細は bit.ly/2PXYGghまで。 オアフ島の運転免許証規則の詳細については、honolulu.govまで。

 

(日刊サン 2018.09.22)