シーライフパークで働いていた女性従業員が30日水曜日、15万ドル横領した罪で10年の実刑が言い渡された。
2011年、従業員のマリクリス・エスピリトゥは、パークのイルカ・エンカウンターのレジを務め、客がイルカと一緒に泳いだり、戯れている姿を撮影した写真パッケージを50ドルで販売していた。客がそのパッケージを購入した場合、彼女は売り上げをレジに記録し、客に写真と領収書を渡すことになっていた。
検察は、購入があるたびに新しい領収書を作成するかわりに、彼女は次に続いた客には、その前の客の取引から複製した領収書を印刷していたと主張。また、彼女が2011年7月15日から2012年12月4日の間に、1,000人以上の客から147,527.41ドルを着服していたと訴えている。
シーライフパークは、エスプリトゥが働いていた時と、彼女が休みの時の現金領収書の合計が一致しないことに気がついた。監視用ビデオを設置し、エスプリトゥが現金を盗んでいるところが撮影されていたと関係者は話した。
エスピリトゥは昨年11月に第1級窃盗罪に対して不抗争を申し立てた。刑期に加えて、147,500ドル以上の賠償金の支払いを命じられた。