5月30日土曜日、ハワイ・コンベンションセンターで「ミス・ハワイ2015」が開催され、ジャンヌ・カペラさん(20)が今年のミス・ハワイの栄冠に輝いた。
カペラさんは、2014年度のミス・ハワイ、ステファニー・ステューリさんから王冠を譲り受けた直後、「私を育ててくれたのは祖母です。祖母は私の母親のような存在でした」とバックステージで語った。「ミス・ハワイを目指し始めた今年初めに、祖母を亡くしたことが、私を後押ししてくれました。なぜなら、祖母が亡くなる前の最後の約束の一つが『おばあちゃん、ミス・アメリカのステージを一緒に歩こうね』ということだったからです。今夜は、祖母がずっとそばにいてくれたのを感じました」
カペラさんは昨年「ミス・コナ・コーヒー」としてコンテストに出場し、2位に入賞。今年は、「ミス・カカアコ」として出場、28人の出場者を破り、71人目の「ミス・ハワイ」の座を獲得した。
「今年のコンペティションでは、緊張しませんでした。」とカペラさん。「私は人生のこの時にたどり着くまでに、できる限りのことをしたのでリラックスして落ち着いて臨めました。全てを神の手にゆだねた結果なので、私は本当に祝福されていたと思います」
総合優勝を飾り、ハワイの代表になることに加え、カペラさんは水着審査とタレント部門でも優勝。タレント部門では、ティオーニ・タム・シングスの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」に合わせて「リリカル・ダンス」と称するパフォーマンスを披露した。
カペラさんの他、4人の女性がコンテストで入賞。1位に入賞したミス・パラダイス・カウアイのサラ・マニュエルさんは、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・ミラクル・メーカー賞も受賞した。ミス・ノースショアのケアラ・パターソンさんが2位。ミス・イースト・オアフのハリアラニ・パリッシュさんが3位となった。4位に入賞したミス・カハラのアレキサンドラ・ロスさんは、ミス・アメリカ・アカデミック賞も受賞した。
7人の審査員は、コンテスト出場者を水着とナイトガウン姿で審査し、タレント審査に先だって行われた予備審査でのパフォーマンス、ステージ上での「サプライズ・クエスチョン」での返答についても審査の対象となった。