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今夏から警察官がボディカメラを装着

Bynikkansan

4月 7, 2018

ホノルル警察のスーザン・バラード署長が、警察官のボディカメラの装備を今年夏後半から正式に実施すると発表する予定。

 

このプログラムに参入する契約業者の選出が済んでおらず、実施は段階的になる見込み。最初に導入されるエリアはマキキとアラモアナからチャイナタウンまでを管轄する第1中央ホノルルパトロール地区。2019年夏までにはパトロールと交通を担当する警察官全員の装備を目指す。ボディカメラの装備は主に警察官の対応の記録を目的としている。ホノルル警察は「市民の信頼を確立するには透明性が重要である」と、2017年3月にカメラ装備の実施を決断した。

 

市はこのプログラムのために2018年度予算から250万ドルを拠出。この予算には、およそ1200人のパトロール担当警察官が装着するカメラを購入する費用が含まれている。ホノルル警察財務部によると、カメラの記録映像の収集管理費用を含めると、完全実施までには5年間で700万ドルの予算を見込んでいるという。署長は実施後の年間の維持費はおよそ200万ドルと明かした。全米の主要都市にも続きホノルルもボディカメラの採用することとなったが、オアフ以外の他郡でもすでに試験プロジェクトが開始されている。カウアイ郡は2015年12月からボディカメラを装備する方針を掲げており、実施前よりも警察官に対する苦情は減少しているという。

 

(日刊サン 2018.04.07)