州の運輸局が15日、今年に入ってから11月13日までのハワイの交通事故者数は90人となり昨年の同時期よりも10人減少したと発表。しかし、2016年には発生していなかった自転車事故による死亡者数が5人に上っていた。 2017年1月1日から11月13日までに起きた交通事故による死亡者数が最も多かったのはオアフ島の37人。次いでハワイ郡が32人、マウイ郡が15人、カウアイ郡が6人だった。
ホノルル郡の死亡者が発生した事故原因で最も多かったのは自動車の18人。バイクや原動機付自転車が12人。歩行者3人、自転車3人、4輪バギーが1人だった。昨年の同時期のホノルルは、歩行者の死亡数が18人と多く、自動車が17人バイク等が11人で、自転車と4輪バギーの死亡者は出なかった。
州全体で今年の歩行者の死亡者は現在まで5人に留まっており、昨年の27人よりも大幅に減少した。州の運輸局は、全米で最も交通に関連した歩行者の死傷が多い3日間であるハロウィーン期間においてもハワイでは歩行者の死者も、重大な事故も起きなかったと報告している。
運輸局のハイウェイ課副ディレクターであるエド・スニッフェン氏は「ハロウィーンの間、歩行者もドライバーもお互い十分に注意して頂いたことを感謝します。
データの数字だけに注目しがちですが、私達の道路で1人以上の命が失われていることに他なりません。家族や子供達が無事に毎日家路に着けるように、無事故を目指して力を合わせましょう」と述べた。
(日刊サン 2017. 11. 25)