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予備選挙投票率は38.4%

Bynikkansan

8月 18, 2018

州の選挙事務局の発表によると、2018年予備選挙の投票者数は28万6041人だった。ハワイ州の有権者数は74万1007人で、投票率はわずか38.6%という結果だった。 それでも前回の2016年に実施された予備選挙よりは、投票者数が3.8%増加している。前回選挙は有権者数が72万6940人で投票者数は25万2725人。投票率は34.8%だった。2014年、2012年、2010年に実査された予備選挙は、全て投票率が40%を超えていた。 今年の選挙ではメールや期日前投票所で不在者投票を行った人が17万9078人となり、24.2%増加した。当日に投票所を訪れて投票した人は10万6963人で、14.4%減少している。 全米と比べてもハワイの投票率は極めて低い。この状況を改善するため州当局は様々な手法でハワイ住民に投票を促している。選挙当日の有権者登録を受付け、投票プロセスの広告を打ち、メールでの不在者投票さえ増加させようと努力している。しかし有権者が選挙に積極的になれない理由はいまだに明確になっていない。SNSには、支持できるような候補者がいないために投票しないというコメントが多い。他には、憲法で守られた権利を行使するには日々の生活が忙しすぎて、時間を犠牲にできないという声も。 しかしオンライン上の不満の声は政治家には届かない。総選挙は11月6日に実施される。有権者登録状況を確認するにはolvr.hawaii.govから。

 

(日刊サン 2018.08.18)