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 ホノルル都市部の開発の波に乗り、カカアコに新しいコンドミニアムタワーが完成。『アナハ・アット・ワードビレッジ』の開発業者は18日、2年間に渡った38階建てタワーの完成を記念し、祝賀会を開いた。開発を担ったハワード・ヒューズ社によると、住民の入居は23日から開始され年末まで予定されているという。全317戸のうち307戸は販売済み。

 アナハはテキサス州を本拠地とするヒューズ社が手掛けた2棟目のコンドミニアム。ワードセンターズとして知られていたワードビレッジの60エーカー以上に広がる16棟のタワーとして計画されたうちの1棟。ワードビレッジ内で最初の1棟となったワイエアは、昨年完成している。「アナハの完成は私達のコミュニティにとって誇らしいことです。活気あるライフスタイルの高層タワーが現実化していく様子を目にしています」と、ヒューズ社のハワイ地域開発部副部長トッド・アポ氏は語った。ヒューズ社は現在、アエオとケ・キロハナのタワーも建設中。他にもゲートウェイ・シリンダーとアアリイと呼ばれるタワーの建設準備を始める予定だという。

 ワードビレッジ以外にも去年から『ザ・コレクション』、『シンフォニー・ホノルル』、『801サウス・ストリート』等、高層コンドミニアムの完成が続いており、今月中にはケアウホウ・プレイスが完成する予定。

 

(日刊サン 2017. 10. 28)