ハワード・ヒューズがカカアコのワードビレッジに建設計画中の570戸のコンドミニアムタワーに関して、6月6日に公聴会が開催される。
開発を管理する州の委員会は、ワードビレッジの8番目のタワーの許可について6月に検討する予定。このタワーは赤いサトウキビを意味する『コウラ』と名付けられた。コウラは、ワードビレッジを含む19世紀にカーティス氏が所有していた100エーカーのビクトリア・ワードや、ブレイズデル・センターが並ぶカカアコのストリートの名前でもある。 ハワイ地域開発局(HCDA)は公聴会を6月6日に547クイーン・ストリートにあるオフィスで開催するが、時間はまだ明らかになっていない。通常、駐車場や商業施設、娯楽スペース、住宅が設けられるタワーの基礎部分は45フィート以下にするよう定められているが、ハワード・ヒューズは75フィートにしたいとHCDAに許可を求めている。
同社はあまり魅力的とはいえない駐車場だけの基礎部分ではなく、駐車場を高層タイプに替えて基礎部分により多くの小売店舗やレストラン、住宅を盛り込みたいと望む。HCDAは近年、ハワード・ヒューズを含む複数の開発業者にタワーの基礎部分を65~75フィートにする許可を与えている。HCDAは6月6日の公聴会後にも別途6月13日に基礎部分の高さに関する公聴会を開催予定。開発許可の最終決断は8月1日の委員会で下される。
(日刊サン 2018.05.12)