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ワイマナロで オスプレイが着陸失敗、1人死亡

Bynikkansan

5月 23, 2015

オアフ島ワイマナロのべロウズ空軍基地で、17日日曜日朝、通常の訓練を行っていた垂直離着陸輸送機MV22オスプレイがハードランディング(激しい衝撃を伴う着陸)し、1人が死亡した。

 

午前11時40分に発生したこの事故の後、22人が負傷の重症度によって、オアフ島3か所の病院に搬送された。共同通信によると、この師団に派遣されていた21人の海兵隊員と、1人の海軍兵が同機に搭乗していたという。 この海兵隊員らは、カリフォルニア州ペンドルトン基地の第15海兵遠征部隊に所属している。 事故の原因については調査中であると、海兵隊当局は述べた。

 

ハードランディングが起こったのは、通常の訓練を実施時であったと、米太平洋海兵隊のパブリック・アフェア・オフィサー、アレックス・リム大尉。 べロウズの公共エリアに家族で集まっていたエバビーチ在住のディジリー・フォームイさんらは、3機の航空機が低空でホバリングしているのに気が付いた。航空機は、べロウズ基地のゲート内と沖合を旋回していたという。 15分ほど旋回を続けた後、3機は木立の向こうの基地内に着陸するように見えた。その直後、巨大な粉塵による雲が出現したとフォームイさんは語っている。雲は地面と同じような赤色だったという。 「そして2機だけが上昇しました」そのすぐ後に、ファームイさんの家族は、灰色の煙を目撃した。灰色の煙は、分厚く黒い煙が立ち上った後に現れた。

 

墜落したオスプレイは、米太平洋軍陸海空軍連携リーダーシンポジウムに関連した訓練に参加していたわけではない。米太平洋海兵隊は、このシンポジウムで23か国のホスト役を務めている。ハワイで開催されているこのシンポジウムは、17日日曜日に始まり、木曜日に終了する予定である。