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ワイパフハイスクール科学教師、ミルケン教育者受賞

Bynikkansan

2月 8, 2016

ワイパフハイスクールの科学教師は29日金曜日の朝、栄えあるミルケン教育者賞を受賞したことに、驚きを隠せないでいる。

 

マイケル・サナ氏は、全校集会で表彰され、2万5千ドルの小切手が贈与された。  学校の体育館は、歓声と拍手で沸きかえった。

 

サナ氏は「驚きました。数名の教師を心に浮かべていました。てっきり他の先生が受賞するものだと思っていたら、突然私の名前が聞こえ、『まさか、まさか!』と思い、それから我に返ったのです。昨日はホームカミングゲームをやり、私たちがゲームに勝って、上機嫌でした。そして今日この集会で、周りを見渡し、ワイパフハイスクールには多くの素晴らしい教師が揃っています。ミルケン教育者に選ばれることは、本当に身にあまる光栄です」と話した。

 

サナ氏は、ワイパフハイスクールの科学課の代表を務めており、同僚は、彼はプログラムをもっと向上心が持てるものにし、生徒たちが大学の科学専攻に進めるようにプラットホームを大変革した、と話す。

 

「マイケルの教育と指導に対する情熱は、多くの生徒が科学的研究をしたいという熱望をもって、大学で勉強が始められるようにと導きました。」とキャサリン・マタヨシ教育長は語った。「彼の勤勉さのおかげで、ワイパフハイスクールの科学カリキュラムが輝かしい注目を浴びることができました。他の教員たちを支援するためにしてきた彼の業績にとても感謝しています。この名誉ある賞の受賞は、当然の結果だったと思います」

 

「マイケルが最初に教えたのは、特進コースの生物学で、12人の生徒が受講しただけでした。ところが今では、50人以上の生徒がおり、医用生体工学の授業も40人以上の生徒がいます。そして、多くの生徒たちが、科学の成績に基づいた奨学金をもらって大学にいっています」とワイパフハイスクールのキース・ハヤシ校長は語った。

 

サナ氏は、彼の生徒たちも彼の成功に大きく貢献していると話す。

「3つのことを生徒たちに話します。1つ目は、良い教育を受けること。なぜなら、それがあなたが必要な場所へと導いてくれるからです。2つ目は、他人の助けになることをすること。常に先にそれをするべきです。いつあなたが助けが必要な時がくるかわからないのです。きっとあなたが助けが必要な時に、誰かが助けてくれます。そして、あとは楽しむことです」

 

サナ氏は、彼の母親が最大のインスピレーションであるとも話す。「母は、私が高校生の時に癌で亡くなりましたが、それでも彼女は私のインスピレーションで、毎日母のことを想っています」と彼は話した。「母は、かなり病状が悪かったのにも関わらず、卒業式には出席するからねと言いました。だから、私は絶対に学位をとり、その取得した学位に関することをすると約束し、その通りにしました」と述べた。

 

1987年にミルケンファミリー団体によって創設されたプログラムは、「教育界のオスカー賞」と言われている。