ワイキキ・パーク・ホテルは、10月1日に営業を終え、新しいホテル名に改名され、中間価格帯のホテルから高級ホテルに改装・グレードアップされることになった。 現在297室の同ホテルは、約1年後に、ハレプナ・ワイキキ・バイ・ハレクラニと改名し、新スイート・ルームを含む288室の客室、新しいレストラン、改装したプール、その他のアップグレードされた施設に生まれ変わる。 ワイキキ・パークとハレクラニを所有する東京の三井不動産は、2014年に改装・高級化計画を発表したが、これを取りやめ10月1日に最新の改装計画を発表した。同計画のポイントの1つは、ハレクラニの山側にあるワイキキ・パークの改装後の名前にハレクラニの名前が入ることである。 この改装のコンサルティングを行っているホスピタリティ・アドバイサーズ社のトイ社長は、ハレプナ・ワイキキはブティックホテルとして、最高級レベルのすぐ下の競合の少ない高級カテゴリーのニッチ市場を狙っていると述べた。 新しい計画の費用見積は6000万ドルで、ニューヨークのデザイン会社シャンパリ・モード社が新ホテルの外観をデザインする。 駐車場上8階のラップ・スタイルのプールからは、無限の水平線の景観が楽しめ、プール・エリアには木製のデッキ、オーシャンビューのカバナ、バーが作られ、ロビーはチーク材仕上げで、アーチ型天井、床から天井までの窓、ホノルル美術館が協力したアートワークが備えられる。拡張されたフィットネス・スタジオとホスピタリティ・ラウンジ、オープンエアーのキッチンと野外テラスを持つレストランも計画されている。 ワイキキ・パークの閉鎖の影響を受ける従業員は約120名で、ホテルが再開した時優先的に雇用される。
(日刊サン 2018.10.13)