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ワイキキで新しい防犯対策が導入

Bynikkansan

3月 9, 2019

カーク・コールドウェル市長、ホノルル警察本部のデイガン・ツチダ警部は2月27日、ワイキキの関係者及びハワイの観光業界のメンバーと共に、新しいワイキキ犯罪対策計画を発表した。「ワイキキは全世界で最も安全な観光地の1つであり、訪問者が快適な滞在を送れるよう万全を期したい」とコールドウェル市長は語った。

 

この計画には下記が含まれる。

>ハワイ州観光局とワイキキ・ビジネス改善地区協会が提供した40台の監視カメラを設置する。既に、10台のカメラが、主にカラカウア通り沿いに設置されている。

>午前4時までの飲酒を認めている深夜キャバレー酒類免許の一時発行停止を検討する。

> 4つのワイキキ・ビーチ・パビリオンのうち3つでのビジネスを許可する。

>警察官を増強し、バイク・パトロールと巡回を強化する。

>同伴者がいない16歳未満の子供には、午後10時から午前4時までの夜間外出禁止令を適用する。

>「悪い人々」が集まることが知られている3つのワイキキの場所からコンクリートのベンチと壁を取り除く。

 

ワイキキ近隣委員会の理事であるジェフ・マーズ氏は、「ワイキキでは犯罪は上昇傾向にあり、襲撃や刺傷事件が日中でも起きている。カメラの設置とパビリオンでのビジネスの認可は良いアイディアだと思う」と述べ、この防犯計画を支持した。

 

法執行機関、軍人、司法関係者などのワイキキの関係者が参加するハワイ宿泊・観光業協会は、昨年3月の観光客安全対策会議で、市の犯罪対策、特にカメラの増設と深夜のキャバレー酒類免許証の一時発行停止、を検討したが、今回の市の防犯施策発表を受け、さらに協力の強化を進める予定である。

 

(日刊サン 2019.03.09)