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ハワイ経済ニュース:ローヤルスター社,カリヒに大型バス施設を建築

貸切バスやツアーバスのサービスを提供するローヤル・スター・ハワイ社が、カリヒのカメハメハ・ハイウェイにバスのメンテナンス施設の開発を進めており、3500万ドルの計画の第2期工程が今月開始される。 4エーカーの建設予定地には7400スクエア・フィート、2階建ての建物を建設予定。ローヤル・スターの事務所とメンテナンス施設となり、75名の従業員が勤務するという。 開発計画は3期にわかれており、2020年完成予定。最終的にはローヤル・スターの親会社であるスターズ・オブ・パラダイスの本部が収容される。ローヤル・スターは設備のアップグレードや20台の新車両に900万ドルを投資。事業拡大を祝賀し18日に式典を開催する。

スターズ・オブ・パラダイス代表のロン・ハワード氏は「私と妻が1981年にスター・オブ・ホノルル・クルーズ&イベンツ社(旧パラダイス・クルーズ社)に加わった時には、20名の従業員とパールハーバーの遊覧船2艇しかなく、利益は100万ドルに満たない程度でした。その頃には60年以上ビジネスを続けることができるとも、3500万ドルの開発計画に着手することも想像できませんでした」と語った。 ローヤル・スター社は1996年にグレイライン・ハワイの営業権を買収し、今年で営業22年目を迎えた。

 

(日刊サン 2018.07.14)