毎年レイバー・デーに開催されるワイキキ・ラフウォーター・スイム大会が4日午前8時30分にスタート。今年は約700人がサン・スーシ・ビーチからヒルトン・ビーチへ向かう2.4マイルの遠泳に挑戦した。2年連続の最年少完泳記録を狙うブラーマン・デイビス君8歳は、観客から「ゴー!ブラーマン」の声援を受け2時間でゴール。昨年も7歳で完泳し、大人でも難しいラフウォーターを簡単だと話す。
今年はブラーマン君の妹ラウリーちゃん6歳も最年少の記録を兄から奪い取ろうと参加したが、半マイルほど進んで引き返した。
最年長完泳者はジム・コットンさん84歳で、3時間をかけ見事にゴールを果たした。「1970年から大会に参加しています。その頃は簡単でしたが、今では数時間かけないとゴールできませんね」とコットンさんは語った。
昨年の同大会は悪天候に見舞われ、300人以上の参加者がライフガードに救助される事態に。参加者のおよそ半数程度しか完泳できない厳しいレースとなった。今年は開始から30分後に60~70代の男性が水中で意識を無くし救急搬送された。他にも少なくとも75人の参加者が救助を受けた。
(日刊サン 2017. 9. 9)