州当局は、モクレレ・エアラインズがダニエル・K・イノウエ国際空港で利用するターミナルを29日から変更すると発表した。 これまで同航空はエヴァ側のコミューター・ターミナルを利用していたが、空港のダイアモンド・ヘッド側にあるターミナル3へ移動する。ターミナル3は3073アオレレ・ストリートに位置し、デルタとユナイテッドの貨物用施設の間に入口が設けられ、アオレレ・ストリートからのアクセスが可能となる。ターミナル3には、カスタマー・サービスやチェックインのカウンター、トイレ、待合室、モクレレ・エアラインズのオフィス、42台の駐車場スペースと障がい者用駐車スペース2台分が設置される。こちらの駐車場は料金を搭乗チェックイン前に前払いが必要になる予定。 州の運輸局は、ターミナル3と各ターミナルをおよそ20分毎に周回する無料のウィキ・ウィキ・シャトルバスを運行する。 モクレレ・エアラインズの代表ロブ・マッキニー氏は「当社が空港に残れるよう解決策を見出して下さったハワイ州運輸局に大変感謝しています。当社を利用される皆様の海外便への乗り換えが簡単になります。新しいターミナルでより高レベルのサービスをお届けすることが出来ます」と語った。 空港の近代化計画の一環としてコミューター・ターミナルは撤去され、新しいマウカ・コンコースが延長される。工事は6月1日から開始され、駐車場Bに向かう環状道路と、コミューター・ターミナル、州内線ターミナル・マウカ・グループ・ツアーのエリアは閉鎖される。 モクレレ・エアラインズは利用客へターミナル移行期間は搭乗時間まで余裕を持って行動するよう呼びかけている。駐車場Bの駐車中の車両は6月1日までに移動が必要で、1日に残っていた車両はレッカー移動される。
(日刊サン 2018.06.02)