「マルカイ」の名で日系人やアジア人に親しまれてきた、ワードビレッジの日系スーパー、マルカイマーケットが、今日9月30日(土)をもって閉店する。マルカイは現在、ドン・キホーテのグループ会社。日本に250店舗以上を構えるドン・キホーテは長崎屋と共同で、シンガポールに海外事業持ち株会社を設立し、その米国子会社を通じて米国マルカイの全株式を取得している。
マルカイマーケットの跡地一帯は、カカアコ地区の再開発計画で「セントラル・プラザ」と呼ばれる場所に生まれ変わる予定だ。ワードビレッジのコミュニティー開発担当者は「セントラル・プラザは、ファーマーズマーケットなどのイベントの開催地となり、カカアコ地区の人々の集いの場所として生まれ変わります」とコメントしている。
閉店一掃セールを行っていたマルカイマーケット
(日刊サン 2017. 9. 30)