30メートルの天体望遠鏡(TMT)に反対する人たちが、20日月曜日、マウナケアでの140億ドルのプロジェクトに反対するため、53,000人以上の署名をデイヴィッド・イゲ知事に提出した。
「マウナ・ケア・フイ」のリーダー、ケアロハ・ピスコッタ氏は、4月2日に逮捕された「プロテクター」への恩赦も知事に申請した。約4,200メートルの山の山頂の、建設地へ向かう工事の車両を妨害したため、31人は逮捕された。 加えて、ピスコッタ氏は、州検事、ダグラス・チン氏の指名を無効にすることも知事に求めている。なぜならば、チン検事は元カール・スミス法律事務所の共同経営者であり、マウナ・ケア・フイが開発に反対して訴訟を起こした際に、ハワイ大学とTMTプロジェクトの代弁を務めた人物だからである。
一方、イゲ知事は金曜日にTMTの工事の延期を再び発表した。しかし、TMT社は法的に建築許可を得ており、工事の再開はTMTによって発表されることを付け加えた。 声明文によると、工事の日程に関する更なる発表は、世界最大の天体望遠鏡を建設する予定であるカリフォルニアの非営利団体から発表されると知事は述べている。 「私の理解では、TMTはほぼ7年間の準備期間を経ており、その中には一般の公聴会やコミュニティからの情報提供も含まれています。このプロセスに従って、プロジェクトの許可が発行されました。TMTチームは法的に工事を進める権利を持っています」と声明文には書かれている。
イゲ知事は「すべての人がこのことに賛成しているわけではない」ことに言及しているが、天文台の反対者が裁判システムを通して解決を求める権利を認め、敬意を払っている。 イゲ知事は、様々な見地から状況を判断するため、4月7日に1週間の「タイムアウト」を発表していた。4月11日、2度目のタイムアウトが発表され、20日月曜まで工事の中断が予定されていた