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マウナケア山頂 シカゴ、デンバーより多い降雪量

Bynikkansan

3月 11, 2017

2月28日火曜日の夜に発生したブリザードの影響で、ハワイで最も標高の高いマウナケア山頂には8インチの積雪が見られた。この日の降雪量はアメリカの豪雪地帯における今年の2月までの降雪量を上回った。

 

ナショナル・ウェザーサービスのデータによると今年の1月、2月にシカゴでは降雪が確認されていない。146年間の調査の歴史上2か月に渡って降雪の記録が無かったのは初めての事態。 シカゴ・トリビューン紙によると、降雪量の計測が午前6時に行われるため、日中に少量の雪が降っても計測前には溶けて消滅している可能性があるという。

 

しかし実際に、ウィンディ・シティとも称されるシカゴで2017年は記録的な温暖な気温が続いている。 一方、ハワイ島のマウナケアでは2月28日火曜日にブリザード注意報が発令され、大雪の為に山頂へ向かう登山道は閉鎖された。

 

デンバーのFoxチャンネル系列の地元テレビ局KDVRによると、2017年に入ってからこれまでのデンバーの降雪量は7.9インチ。マウナケアより10分の1インチ少ない降雪量となる。ナショナル・ウェザー・サービスによると、例年であればデンバーでは1月から2月にかけて14インチ以上の降雪量があるという。

 

フィラデルフィアでも2017年に入りこれまでの合計積雪量は7.7インチであり、マウナケアよりも少ない。 ハワイ島マウナケアのブリザード注意報は1日水曜日の朝には取り消されたが、登山道の再開は除雪作業の完了後となった。