マウナケア山頂の天文台の1つが、予定に先がけて閉鎖されることとなり、30年に満たない宇宙の研究を負えることとなった。
「カリフォルニア・インスティチュート・オブ・テクノロジー」は、9月に施設を閉鎖することを5月29日金曜日に発表したと、ハワイ・トリビューン・ヘラルドは報じた。当初は、来年閉鎖される予定だった。
この天文台には星の構造に関することを含め、数々の発見に寄与した成功の歴史があると「カルテック・サブミリメーター・オブサーバトリー」のテクニカル・オペレーション・マネージャー、サイモン・ラドフォード氏は語っている。
デイヴィッド・イゲ知事がマウナケアのより最適な管理を求めると発表した3日後に、カルテック閉鎖の通知が発表された。イゲ知事の意見には、物議を醸している30メートルの天文台(TMT)の建設の前に、13基の天文台のうち少なくとも3基を解体することも含まれている。
カルテックは、この敷地を2018年までに自然の状態に戻すことを予定している。