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マウイの小学校で火災放火の疑い

Bynikkansan

12月 12, 2017

 マウイ島のカフルイ小学校で24日夜火災が発生。被害額はおよそ120万ドルと見られており、警察は放火の疑いがあるとして捜査を開始した。

 火災が発見されたのは、24日の午後9時30分頃。キャンパスの中心付近にある教室から火の手が上がった。

 当局によるとほぼ同時刻に、マウイ高校のキャンパス付近にあった移動教室も火に包まれた。

 第2レベルの火災とされ、7ユニットの消防隊が出動。火災による怪我人の報告は無く、消防隊員は午前1時前に消火活動を完了した。

 現場付近に住むロケラニ・コスタレスさんによると、火の手が上がる前にマウイ警察が校内で誰かを探していたという。「警官が去って少し経ったあとに火災報知器が鳴り始めました」と話す彼女は、自宅の外に出て火災を目撃し、フェイスブックで現場の動画を公開した。

 州の教育局は27日を閉校とし、当局が被害調査を行った。ケオニ・ウィルヘルム校長は「私達は火災事故を大変悲 しんでおり、現在調査に協力しています。多くの地域の方々が支援を申し出て下さり感謝しています」と声明を発表した。

 この学校で生徒がいない時間帯に起きた火災は今回が初めてではない。2010年にも3年生の教室3カ所が火災に遭い、被害額はおよそ50万ドル。再建設のためにアレクサンダー&ボールドウィンから学校へ2万5000ドルが寄付された。

 火災発生後、学校のPTSAは焼失した教育用品等を補うためにクラウド・ファンディングのサイトを立ち上げた。https://www.gofundme.com/welove-KESで、10万ドルを目標に寄付を募っている。

(日刊サン 2017. 12. 2)