ハワイ州で2番目に大きなハワイ銀行の「マイ・バンコー・クレジットカード」は、9月3日から「ビザ」及び「アメリカン・エキスプレス」から「マスターカード」に変更される。

バークレイズが発行している、「ハワイアン・エアラインズ・バンク・オブ・ハワイ・ハワイ・ワールド・エリート・マスターカード」、及びハワイ銀行のデビット・カード、は変更の対象にはならない。

変更の対象となるカードは、「マイ・バンコー・リワード付きのハワイ・アメリカン・エキスプレス・カード」、「マイ・バンコー・リワード付きのバンク・オブ・ハワイ・ビザ・シグネチャー・クレジットカード」、「マイ・バンコー・リワード付きのバンク・オブ・ハワイ・エリート・アメリカン・エキスプレス・カード」である。

この変更の対象になる顧客数は発表されていない。 カード番号が変更になるため、対象の顧客は、定期支払いを行っている支払先加盟店に新カード番号を通知する必要がある。

ハワイ銀行は昨年11月、「ワールド・エリート・マスターカード」に集中するためにマイ・バンコー事業を約5千100万ドルでバークレイズに売却した。 バークレイズは、9月5日に新しい「バークレイカード・リワーズ・マスターカード」を郵送し、10月20日にバンク・オブ・ハワイ・マイ・バンコーのアカウントを無効にする。

「バークレイカード・リワーズ・マスターカード」は、ガソリン、水道光熱費、食料品の購買の2％、その他の購買の1％をポイントとして獲得できる。また、同カードは年会費無料。獲得したポイントは、支払への充当、ギフト券への交換に使える。

マイ・バンコーの顧客は9月3日以降はハワイ銀行支店での支払いができなくなり、8月28日までに「マイ・バンコー・リワード・クレジットカード」のポイントを交換する必要がある。 詳細は、BarclaysUS.com、866-928-8598まで。 また、FAQは、bit.ly/2NUOyIaまで。

（日刊サン 2019.07.27）